愛犬チワワの病気は膀胱結石~発症から5年再発3回の闘病記~

愛犬デカチワワは6才で膀胱結石を発症。療法食・膀胱洗浄・投薬・サプリメントなど様々な再発予防に取り組むも、5年の間に再発を繰り返し、膀胱結石摘出手術3回実施。現在4度目の再発が判明。さらには腸リンパ管拡張症・皮膚病を併発。そんな愛犬との闘病生活を中心に気になる犬情報を綴っています!

愛犬チワワが膀胱結石を再発するたびに予防してきた内容を公開!

我が家の愛犬チワワ(11歳)は、6歳11ヶ月のときに最初の膀胱結石を発症しました。

それから3回の再発、3回の手術をしています。
再発のたびに予防策をこうじてきましたが、残念ながら防ぐことはできず・・・。

その経緯をここに綴ることにしました。


理由は、同じ病気を患うワンちゃんをお持ちの飼い主様に、少しでも参考になればと思った次第です。

 

f:id:tokuichi:20170212205037j:plain

 

最初の結石はストルバイト結石だった

 

ある日突然の血尿で膀胱結石と診断され、成分不明のままヒルズメーカーのs/d缶を1ヶ月ほど処方。

運よくこのときは、結石の成分がストルバイトだったため療法食で膀胱の結石は消滅しました。

 

その後の予防として、獣医師の先生よりロイヤルカナンのpHコントロールをすすめられました。
この最初の結石をきっかけに、愛犬の体重は増え始めました。

 

我が家の愛犬チワワは、理想体重5.3キロとチワワにしてはビッグサイズ君。(^_^;)
これまで太ったことなどなかったのに、いつのまにか体重は1キロ増えて6.3キロと、更にビッグサイズに進化!


年齢的にも7歳を迎え、代謝が落ちたのかな?と思いました。
そこで、カロリー控えめのpHコントロールライトに切り替えました。

 

それまでは市販のドッグフードを買っていたので、療法食は非常に高い!と思い、動物病院でたずねると、療法食は病院からの購入しかできない、と言われました。


確かに、ペットショップのあるホームセンターを探しましたが見つからず。
ネットで探すと、「あった!」しかも「安い!!」。
病院で購入すると、高いうえに持ち帰るのも大変なので、ネットショップで購入するようになりました。

 

ところが・・・。

 

1度目の再発。

 

そのとき、動物病院で言われたのが・・・。
「きちんと病院で購入していただかないと・・・。ネット通販では中身が本当に正規のものかわからないものもある」

 

石の成分は、シュウ酸カルシウム。
手術しか、ありませんでした。

 

手術に立ち会い、麻酔が切れるまでつきそい、その痛々しい姿に私は大きな後悔と深い反省をしました。

 

その後は、きちんと病院から療法食を購入。
種類はこれまでと同じ、ロイヤルカナンのpHコントロールライト。
「高い」などと言ってはいられませんでした。

 

それなのに、2度目の再発と手術再び。

 

なんで・・・?

 

1度目は通販で購入した療法食だったため再発した、という理由。
2度目は療法食を食べていても再発してしまう場合がある、という理由。

 

いずれにしても、私が通販で購入などしていなければ、今回の再発は防げたかもしれない。

 

獣医師の先生が提案した予防策は、ヒルズのu/d缶と1~2週間の膀胱洗浄という手段でした。


ところが、この療法食のカロリーが非常に高く、愛犬の体重は短期間で更に増加し7.4キロに。お腹が真ん丸になり、さすがに心配になって病院で相談しました。

 

提案された方法は、2つ。

 

  1. u/dの缶詰とドライフードを混ぜてカロリーと量を調整してみる
  2. 減量重視の食事w/d缶に変更し、結石予防に「ウラリット錠」を処方する。

 

いずれも膀胱洗浄は実施。

 

数日悩んだ末、2つ目の「減量」を選びました。
このまま太り過ぎても他の病気になってしまうと思ったからです。
減量できたら、また1つ目の療法食に切り替えるつもりでした。

 

1年かけて、体重は6.6~6.7キロ。


なかなか思うように減量できず、気づいたら1年たっていた、というのが正直なところです。

念のため、健康診断をしてもらうことにしました。


すると、3度目の再発。

 

2週間に1回、膀胱洗浄に通い、そのときの尿を顕微鏡で確認してくださっていた先生は、心底驚いていました。
顕微鏡では1度も結晶も結石も確認されなかったので、今回は大丈夫だと思っていたとおっしゃっていました。

 

つい最近のことです。


3度目の手術を行い、成分分析の結果はシュウ酸カルシウム

 

減量重視の私の選択が間違っていたと、ひどく後悔しています。

 

今度の予防策としては、u/dのドライフードと膀胱洗浄です。
この方法で、3年も予防できている子がいるというお話です。

 

どうか、これで予防できますように・・・。


体重が増加しないか、という点も今後の経過を見ていくことになっています。

 

少しは参考になれば、なによりです。