愛犬が結石症になってしまったら気をつけるべき3つのことを紹介します!
- 食事
- 健康チェック
- 治療費対策
結石症の怖いところは、なんといっても「再発」です。
結石症の中で多いのが、「ストラバイト結石」と「シュウ酸カルシウム結石」です。
特に「シュウ酸カルシウム結石」は厄介です。まだこの要因ははっきりとわかっていないうえに、治療や予防が難しいからです。
「食事」で気をつけなければならないこと。
結石症には、食事の徹底管理が必要になります。
そのため、獣医師の先生がおすすめする療法食を与えるようにしなければなりません。
もちろんおやつもダメです。
「ちょっとだけなら・・・」は毒の素だと心得ましょう。
また、よく「手作り食」にしてあげたいという飼い主さんもいるかと思います。
実際に、ネットで調べると作り方が載っていたり、本も出版されていたりします。
愛犬のために・・・という、気持ちはわかります。
どうしても手作り食を作ってあげたいなら、まず「犬」について勉強しましょう。
犬にとって必要な栄養素などをきちんと把握してあげるのです。
民間ではありますが、「ペット栄養管理士」という資格もあります。
国家資格とは違うので、その資格をとれば完璧!とまではいきませんが、何も知らずに手作りするよりは良いのではないでしょうか?
次に、日々の健康チェックです。
これは主に、おしっこの回数・量・色・においを注意して観察することです。
- 頻尿ではないか?
- おしっこがポタポタとしか出ないなんてことはないか?
- 尿に血や石が混じっていないか?
- 尿のにおいが強くないか?
- 排尿のときに痛がる様子はないか?
これらの様子が見られる場合、膀胱炎や急性腎不全、オスの場合は尿道結石などの疑いが出てきます。
日ごろ、お散歩の時しか排尿をしないワンちゃんは特に注意が必要です。
できれば、お家でも自由にトイレができるように訓練してあげたほうがワンちゃんの体調管理がしやすいですよ。
最後に「治療費対策」です。
先にも書きましたが、結石症で怖いのが「再発」です。
治療費や手術費となると、かなりのお金がかかります。
その費用をカバーするには、やはり「ペット保険」しかありません。
我が家では仔犬の頃から「ペット保険」に加入しているのですが、1歳のときから皮膚が弱く最低でも月に一回は通院していました。
そして、6歳のときに膀胱結石が発覚。
現在11歳ですが、3回の再発・3回の手術をしています。
もちろん全てが保険でカバーできるわけではなく、療法食やサプリメントなどは保険対象外になってしまいます。
それでも「保険に入っていて良かった」とつくづく思います。
あ、別に私は保険会社のまわしものではないです。(^_^;)
ただ、金銭的理由でかわいい愛犬にベストな治療をさせてあげられない・・・。そんなツライことってないですよね。
愛犬は大切な家族の一員だから、いつまでも元気でいてほしいし、幸せであってほしい。
ただ、そう思うのです。