愛犬チワワの病気は膀胱結石~発症から5年再発3回の闘病記~

愛犬デカチワワは6才で膀胱結石を発症。療法食・膀胱洗浄・投薬・サプリメントなど様々な再発予防に取り組むも、5年の間に再発を繰り返し、膀胱結石摘出手術3回実施。現在4度目の再発が判明。さらには腸リンパ管拡張症・皮膚病を併発。そんな愛犬との闘病生活を中心に気になる犬情報を綴っています!

飼い主が無知だと飼われる犬はしなくてもいい苦労をするのね

飼い主が「無知」では犬がよけいな苦労をしてしまう

 

愛犬が膀胱結石になり再発を繰り返したのは、飼い主である私が「無知」であるがゆえの結果だとおもうのです。

 

  • 病気になれば、動物病院に連れて行く。
  • 獣医さんに飲み薬や療法食をすすめられれば、それに従う。
  • 何か困ったことがあれば、動物病院で相談してアドバイスをもらう。
  • 治療方針で2つの方法を提示されれば、愛犬にとって良いと思う方を選択(決断)する。

 

私はこうして、ずっと育ててきました。

これって、「当たり前」だと思われますか?
それとも、「あなたバカだね」と鼻で笑いますか?

 

上記にあげた4つは、一見「フツー」のことのようにも見えますよね。
けれど、私は自分の間違いに気づきました。

 

愛犬が結石を何度も再発し、手術を3度もしなければならなかったこと。本当は、飼い主である私がもっとしっかりしていれば、防げたかもしれないと。

 

もう一度、上記の4つを見ればわかると思われますが、一言でいうと「動物病院にすべてお任せ!」という状態です。

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もしあなた自信が病気になったらどんな行動をしますか?

 

もし自分自身が「膀胱結石」という病気になったらどうしただろう?と考えてみました。当然、病院に行きます。そして、お医者さんのお話を聞いてきます。

 

そのあと、あなただったらどんな行動をしますか?
お医者さんの話だけでは、不安になりませんか?
インターネットで情報を集めたり、本を読んで調べたりしませんか?

 

自分が病気になって、初めてその病気について「詳しく知りたく」なる。自分が「これからどうなるのか?」とか「生活の中で気をつけることはなにか?」とか「医者はこう言ったけど、本当にそれで大丈夫なのか?」とか。

 

自分の体が、いまどういう状況にあって、この先どうなるのか。不安になったり気になったりして、自分が納得できるまで調べまくりませんか?

 

私は愛犬が結石という病気になって、そこまでしなかったのです。専門の獣医さんが言うのだから、それが正しい治療法なのだろうと思い込んでいました。だから、獣医さんに言われた通りにやっていれば、今度は再発しないと。

でも、結果は3度も再発してしまったのです。

飼い主である私が「無知」だったのです。それゆえ、愛犬には「手術と入院」というツライ思いを3度もさせてしまいました。

 

愛犬は、今年12歳の誕生日を迎えます。だいぶ顔も白くなってきました。顔にイボができたり、フサフサしていた毛が淋しくなってしまったりと、何かと年を感じるようになってきました。もうあまり無理はさせたくありません。

 

手術はリスクがつきものです。先日の3度目の手術は、これまでの手術のときより「術後の様子がぐったり」していたのが気になりました。食べるのが大好きな子なのに、手術した日の夜ごはんを食べなかったそうです。

 

さらに高齢になれば、リスクはもっと高くなるでしょう。それは避けたい。

飼い主が無知だと飼われる犬は、しなくてもいい苦労をするね。


そんなことなどツユほどに考えず、犬は飼い主を信頼してその身を預けるのだから。なんともいじらしい。その「信頼」に、こたえられるようにしたいものです。

自分を信頼してくれている愛犬のために、「無知な飼い主」からは脱却しなければなりません。