愛犬チワワが初めて血尿したときは鮮血色のおしっこだった
我が家の愛犬チワワが6歳11か月のときのこと。
自宅の室内で、いつものようにトイレへ行く愛犬。
私はトイレ中に入り口でスタンバイ。
それは、足をきれいに拭くためとトイレを片付けるためで、それは日常的なことでした。
そのトイレシーツを見てビックリ!\(◎o◎)/!え?
おしっこが鮮血色をしていました。
そして、更にいつも見られない光景が・・・。
愛犬が、おしっこが終わってもなお、トイレの中をクルクル回ってはおしっこの態勢。これを何度も繰り返すのです。
ポタ、ポタ・・・と、出るのは赤い滴。
私はすぐにスマートフォンを手に調べました。
犬が血尿をしたとき考えられる原因は?
尿の異常には、「赤色尿」と「混濁尿」があります。
【混濁尿】
混濁尿とは、尿が濁っていることです。また、同時に血尿が見られることもあります。これは、おしっこの中に細胞・異物・微生物が混入していることが考えられます。
その要因は、膀胱炎です。犬の場合、多くが細菌感染があげられます。
【赤色尿】
赤色尿には、2種類あります。
- 赤血球が混入(=血尿)
- 血色素(ヘモグロビン)尿
①の「赤血球が混入(=血尿)」で考えられるのは、泌尿器の出血です。
原因として、創傷・結石・感染・炎症・腫瘍とあります。
②の「血色素(ヘモグロビン)尿」の場合は、泌尿器には異常はありません。
この場合、血管内で赤血球が破壊されたあと、赤血球内の血色素(ヘモグロビン)が出ておしっこに流れ出てきたのです。
原因としては、中毒・免疫反応・寄生虫・細菌があります。
我が家の愛犬の血尿の原因は?
血尿から考えられる病気は、膀胱炎・タマネギ中毒・尿路結石・フィラリア急性症・バベシア症・前立腺肥大・膀胱がんなどあげられます。
愛犬は、血尿があったものの食欲はあるし嘔吐もなし、至って元気な様子でした。
いずれにしても、動物病院の受信が必要な状況であると判断しました。
閉院1時間前、愛犬を連れて飛び込みで検査をしてもらいました。
検査内容は、レントゲンと尿検査です。ところが、尿検査は、血液が混ざり過ぎて検査不能と判断され、翌朝に再度改めて検査をすることになりました。
一方、レントゲン検査でわかったことは、膀胱内に黒い影がうつっていました。
恐らく「膀胱結石」でしょう、とのこと。
スマートフォンで調べたとき、なんとなくそんな感じはしていました。
がんのような、重い病気ではなかったものの、非常に再発率の高い病気であり、手術もありうる厄介なものであるのは間違いありません。
それから5年・・・もうすぐ6年になります。
愛犬は、いまもなお膀胱結石と闘い続けています。
私も、今後2度と再発しないように一緒に闘っています。
今年で12歳。もう立派な老犬です。
手術は、もうさせたくありません・・・。