愛犬チワワの病気は膀胱結石~発症から5年再発3回の闘病記~

愛犬デカチワワは6才で膀胱結石を発症。療法食・膀胱洗浄・投薬・サプリメントなど様々な再発予防に取り組むも、5年の間に再発を繰り返し、膀胱結石摘出手術3回実施。現在4度目の再発が判明。さらには腸リンパ管拡張症・皮膚病を併発。そんな愛犬との闘病生活を中心に気になる犬情報を綴っています!

シュウ酸カルシウム結石の犬におやつをあげたい!その解決法は?

シュウ酸カルシウム結石になってしまった愛犬におやつをあげたい!

 

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ある日、突然シュウ酸カルシウム結石になってしまった愛犬。動物病院では、療法食をすすめられ、おやつなど他の食べ物は与えないでください!と言われ、戸惑う飼い主さんは多いはずです。

 

私もその一人でした。

 

特に我が家の愛犬は食べることが大好きで、食べているときは、飼い主の帰宅よりも食べることの方が大事!・・・(-_-;)というヤツです・・・器を空にしてから、私の方へ飛んできます。そして、すぐに戻って空の器をきれいになめ回すのです・・・(苦笑)

 

結石になるまでは、買い物へ行くとお土産としておやつを買って帰ることがありました。ボーロやチーズ・クッキーやガムなど・・・。

 

当たり前のようにあげていたおやつをあげられなくなる。
すでにおやつをあげることが習慣化していれば、なおさら困ってしまいますよね。

 

シュウ酸カルシウム結石の犬におやつをあげる解決法は?

 

獣医師の先生の「療法食以外は与えない」ことは大切なことです。
この言葉を守りつつ、おやつを与えてあげましょう!

 

解決法は、療法食をおやつの代わりにすることです。

 

大事なのは、一日に必要な摂取量のごはんの中からおやつを出してあげることです。そうです。ごはんとおやつは、同じものをあげるのです。


「それじゃあ、意味がない」と思われますか?
そんなことはありませんよ。(*^_^*)

 

ワンちゃんは、ごはんとおやつの種類にこだわったりしません。ごはんの量が変わっても、気にしたりしません。
それよりも、いつももらっていたおやつの時間が突然なくなる事の方が、ワンちゃんにとってはストレスになり得ます。

 

量が少なくなったことよりも、食べる回数が増えた方がストレスにならないのです。また、コングにごはんを詰めて遊びながらおやつをあげるのも、解決法のひとつです。

 

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ただ、チワワのように小さな犬種の子の場合、もともとのごはんが少ないと思います。それでも、おやつとしてドライフードの粒をひとつあげるだけでもワンちゃんは喜んでくれると思いますよ。または、ひと手間かけて粒を砕いて複数回に分けてあげるのも良いでしょう。

 

ごはんとおやつが同じものでは解決法にはならない!?試験紙を使ってみては?

 

ごはんをおやつとしてあげても、うちの子は喜ばない!
そう考えられる飼い主さんもいらっしゃるでしょう。

 

私は療法食以外のものを与えるのはオススメしていません。でも、どうしても食べさせたいという飼い主さんのために、予防対策をしてみてはどうでしょうか?と提案いたします。

 

おやつをあげる代わりに、こまめに自宅で尿検査をして健康チェックをしてあげるのです。尿酸値を調べられる試験紙が500円位~購入できます。それでワンちゃんの尿pHが酸性に傾かないように気をつけてあげましょう。

 

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尿酸値が酸性に傾くと、シュウ酸カルシウム結石ができやすくなってしまいます。結石ができてしまうと、開腹手術をしなければ治すことは難しくなる可能性があります。その手術するには、全身麻酔が必要です。ワンちゃんにとって、麻酔は命取りになるリスクがありますよ。

 

詳しくは、コチラの記事をお読みください。

www.wankolife.xyz

 

もう一度繰り返しますが、シュウ酸カルシウム結石の犬に療法食以外のものをあげるのはオススメしていません。
でも、可愛い愛犬に美味しいものを食べさせてあげたい!という気持ちはものすごくわかります。

 

お土産に目新しいおやつを買ってきて、愛犬にあげるとき・・・食べるのが大好きな我が家の愛犬は「なになに?いつもと違う匂いがするよ!?」って目を輝かせていました。
一生懸命お座りして見せたり、くるくる回って芸をしてみたり、「お手をすればもらえるかな?」って手を出してみたり・・・。

 

犬は、人間よりも短い年数を駆け抜けるように生きています。
だから、少しでも美味しいものを食べさせてあげたい。少しでも喜ばせてあげたい。おやつをあげないなんて、かわいそう! そう思うから、おやつをあげたいのですよね。

 

でもね、それはワンちゃんにとって本当に「幸せ」なのでしょうか?

 

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結石ができて痛い思い、イヤな思いをするのはワンちゃんです。手術をしたら、もしかしたら死んでしまうかもしれない。入院になったら、大好きなご主人様と離ればなれの時間を過ごさなければならない。

 

その方がよっぽど可哀想だと、私は思います。

 

私の愛犬が、シュウ酸カルシウム結石で3回も手術をしたとき、家族と離ればなれになることが一番可哀想なのだと、実感しました。だから、私は愛犬にとっての一番の幸せを優先しようと、考えているのです。

 

あなたのワンちゃんにとっての一番の幸せはなんですか?
決めるのは、飼い主であるあなたです・・・。(*^_^*)