愛犬チワワの病気は膀胱結石~発症から5年再発3回の闘病記~

愛犬デカチワワは6才で膀胱結石を発症。療法食・膀胱洗浄・投薬・サプリメントなど様々な再発予防に取り組むも、5年の間に再発を繰り返し、膀胱結石摘出手術3回実施。現在4度目の再発が判明。さらには腸リンパ管拡張症・皮膚病を併発。そんな愛犬との闘病生活を中心に気になる犬情報を綴っています!

犬がシュウ酸カルシウム結石になったときの治療の話

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愛犬の膀胱結石がわかったとき、結石の成分(種類)は不明でした。

犬に多い結石の成分は、ストルバイトとシュウ酸カルシウムの2つです。
我が家の愛犬の場合、1回目がストルバイト。その後の3回はシュウ酸カルシウムでした。

 

ストルバイト結石であれば、内服薬と食事療法(ヒルズのs/d)を与え約1ヶ月の治療で石を小さくしたり、完全に溶かすことができます。
ところがシュウ酸カルシウムの場合、一般的に内服薬や食事療法で石を溶かすことは残念ながらできません。

 

結石の成分がわからないときの治療はどうするのか?

 

結石の成分がわからなかったとき、愛犬の場合は、一か八かストルバイト結石と仮定して内服薬と食事療法での治療を1ヶ月試しました。
そして一ヶ月後にレントゲン検査をして、膀胱内の結石が小さくなっていれば、ストルバイトであると断定して同じ治療を継続することで完治。

 

逆に膀胱内の結石が大きくなっていたり、大きさに変化がなかった場合は、シュウ酸カルシウムと断定し、外科的治療(結石摘出手術)しかありません。

その場合は、手術日を予約し術後4~5日は入院になります。

 

結石の手術や治療についての関連記事はこちらです!

 

手術のときに摘出した結石は、今後の治療のために成分分析検査に出すことをオススメします! 私のかかりつけの動物病院では、8,500円(税抜)で、少々お高めですが・・・ここは愛犬のために惜しまず私は必ずお願いしています。

 

もし、金銭的な問題で無理・・・という方は、試験紙を購入しワンちゃんのおしっこの状態を自宅で見てあげましょう。500~600円位で買えるものがありますよ!

 

シュウ酸カルシウム結石を内的治療で治せる!?

 

愛犬が4度目の膀胱結石を発症したときのこと。
かかりつけの動物病院の先生は、これまでの治療経過からシュウ酸カルシウムを疑い、新たな提案をしてきたのです。


前回、結石を発症した一年前にはなかった治療でした。

 

  • 処方食として「ロイヤルカナンのs/oカロリーコントロール」を使用。
  • サプリメントの「ウロアクト」を服用。
  • 洗浄処置として、2週間に1回の膀胱洗浄を実施。

 

この処方食「ロイヤルカナンのs/oカロリーコントロール」は、新しく出た尿路疾患用の療法食でした。
サプリメントは、この「ウロアクト」を服用したワンちゃんがシュウ酸カルシウム結石を小さくすることができたという実例のあるものだったのです。

 

この治療を約一ヶ月おこない、レントゲン検査で効果のほどを確認しました。
愛犬の膀胱にできた結石は、大きくなっていました!!(>_<)残念・・・。
これ以上の打つ手は現在のところなく、結果的に外科的治療(結石摘出手術)となってしまいました。

 

我が家の愛犬が、3回シュウ酸カルシウム結石を発症したときの治療をまとめてみました。


これ以上、結石は作らせません!<(`^´)>