愛犬にかかる費用は医療費が大半を占める
愛犬チワワは1歳の頃から皮膚が弱く、月に一度は薬浴のため動物病院へ通い、そのときからペット保険のお世話になっています。6歳の頃から現在の11歳までは、ストルバイトとシュウ酸カルシウム結石になり、手術を3回しています。
そんな愛犬にかかるペット費用は、大半が医療費なのです。我が家の実際のペット費用の比率を、わかりやすく円グラフにしてみました。(2015年・2016年の各1年間ペット費の割合)
加入保険内容は、医療費の70%を保険会社が負担してくれるプランに加入しています。なので、保険会社負担額以外が、実際にかかった費用になります。こうしてみると、ほとんどが医療であることがわかるかと思います。
具体的な年間にかかった費用はいくら?
2年間の実際のペット費用の内訳を具体的な金額でご覧ください。
2016年の動物病院代が高額なのは、結石予防のための療法食が高い上に保険対象にならないのが大きかったです。
表の赤字の部分が、実際に出費した年間合計金額になります。
では、もしもペット保険に加入していなかったら、いくらの出費だったのか? 以下の表をご覧ください。
保険に未加入だった場合の実費合計額。(保険料を差し引いた合計)
その金額から、さきほどの表「保険加入実費合計」金額を差し引いたのが、「実費差額」です。
(保険未加入)ー(保険加入)=(実費差額)
2015年 → 382,674 ー 267,285 = 115,389円
2016年 → 610,440 ー 497,790 = 112,650円
2年とも約11万円の差額と出ました。
保険加入している実費のほうが、約11万円お得だったという結果になります。
我が家の愛犬に実際にかかった費用から考える、ペット保険に入るべきか?
私自身の結論から言いますと、今年もペット保険に入り(継続し)ます。
今年12歳になる愛犬の保険料は、正直いって高いです。年齢とともに高額になっていくうえに、前年度に一定回数以上を使用した場合、保険料に割増される仕組みになっています。
もちろん保険会社の乗り換えも考えないわけではないのですが、高齢になると新規申し込みのできる保険会社は少なくなっています。
「ペット保険に入るべきか?」
もしあなたが迷っているのであれば、私がペット保険に入っている理由を述べますね。
それは、安心感です。
再発率の高い膀胱結石を患っている愛犬は、動物病院にお世話になる機会が非常に多いです。そして、窓口で支払いをするときには、必ず「保険対象のもの」と「保険対象外のもの」を頭の中で区分しています。
特に手術したときは、その安心感は大きいです。だって、20万円の請求に対して6万円の支払いで済んでしまうのですから。心から「保険に入っていて良かったー!」と思うのです。
確かに、年間を通してみると11万円の得でしかなかったのですが、窓口精算をするたびに「保険会社負担分」の欄を見て毎回ホッとしている自分がいるのです。もしも、保険に入っておらず毎回多額の支払いをしていたら、その度に出るのはため息しかないでしょう。
いくら可愛い愛犬のためとはいえ、多額のお金が出ていくのはやはり懐が痛いものです。「愛犬のため」と涙をのんだとしても、気持ちは晴れ渡りません。そんな思いをしながら、愛犬の治療をしてもらうくらいなら、「保険会社負担分」の金額を見て安堵する方が気持ちが楽です。
私にとってこの安心感という保険を手放してしまうのは、あまりに惜しいです。だから、私はペット保険に入ります。
あなたがペット保険に入るべきか迷っているのなら、どうすることで安心感を得られるのか? それを一度考えてみてはどうでしょうか?